OBSERVATION
ライチョウの観察
ライチョウを見かければ「良い写真を撮りたい!」と意気込む方もいるかもしれません。
しかし、登山者の行動はライチョウや生息環境に悪影響を与えることがあります。
ライチョウを絶滅から守るために、ライチョウが生息する高山帯では以下のことを守ってください。
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追い回さない!捕まえない!
ライチョウを追い回すと、ライチョウに著しいストレスを与えます。ライチョウを見かけても刺激せず、そっと見守る行動を心がけましょう。
許可なくライチョウを捕まえたり、触れることは違法です。 -
登山道から外れない!
植物を採らない!登山道から外れることで高山植物を傷つけたり、採取はしないでください。
ライチョウが餌とする高山植物が育つには長い年月がかかります。
また、高山植物の採取は違法です。 -
ドローンで撮影しない!
ライチョウの生息域をドローンが飛行すると、捕食者である猛禽類と間違えやすく、ライチョウに強いストレスを与えてしまいます。また、騒音問題や落下する危険性などが懸念されます。
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ごみを捨てない!
野生動物に餌を与えない!高山での食べ残し放置は、ライチョウの捕食者であるキツネやテン、カラスなどを増やす要因です。必ず持ち帰りましょう。また、野生動物に餌を与えると、生態系を変えてしまう可能性があります。
ライチョウは体をおおう羽毛を換えることで、季節によって羽色を変化させ、外敵から身を守るため保護色になると言われています。また、ライチョウの住む高山環境には、ライチョウと同様にあまり人を恐れない鳥たちがいます。時々、ライチョウと間違える人もいます。
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